中技研(※)は、技術力の向上を目指す中堅建設会社の共同研究機関です。
11月8日に東京電機大学・東京千住キャンパスにて、同大学建築学科との共催で
「建設技術フォーラム2023」が開催されました。
本フォーラムは、会員各社の技術者が一堂に会して事例の発表を聴き、
討議を行い、技術及び技術開発への関心を高め相互に刺激し合うとともに、
各々がその成果を活用して技術力向上を目指すことを目的としています。
当日は選抜された24編の事例発表があり、坂田建設は「BIM データを協力会社と
共有・活用して生産性の向上」が 優秀賞 を受賞しました。
【施工内容】 劇場ホールの「特定天井」を耐震化して同形状・同音響に復元
【技術的課題】複雑な天井形状に合わせて内部に納まる「耐震鉄骨・機器・配管」
などを相互干渉なく配置
【解決方法】 <3Dレーザースキャナー・BIM>を活用
(※)中技研(中央技術研究所)とは
建設産業における技術開発・技術改良の重要性から、一般社団法人日本建設業
経営協会(日建経)の付属機関として昭和62年に設立されました。
日建経は、国内の中堅建設業者が結集し会員各社が自らの企業経営の改善に
努めることで、企業資質の向上を図り、中堅建設業の存在意義とその役割を
社会に訴求していくことを目的として、昭和50年12月に設立された団体です。